証券会社ランキング発表!安心できるところで取引しよう

証券会社ランキング その1

ネット証券や総合証券、数ある証券会社の中から自分にあった証券会社を探すのは一苦労。使いやすさや、コスト面を見ると、其々に一長一短があって、どこが良いのか、ますます分からなくなる。

そんな時は、ランキングサイトを見てみましょう。

【おすすめは】 条件別ランキングTOP3紹介 【ココ!】

証券会社ランキング その2

ランキングを紹介する前に、自分はどんな面を重視したいのか、立ち止まって考えて見てください。証券会社を選ぶ際には、優先順位をつけると良いでしょう。

例えば、多少コストがかかっても、ツール面を充実させたい。それなら、ツール重視の証券会社を探すか、あるいはネット証券ではなく、総合証券と取引するのも一つの手。

何が何でもコスト重視という人なら、ネット証券から証券会社を探すなど、方向性によって、探すべき証券会社が大きく異なってきます。

手数料で比較するなら

証券取引の手数料体系は、大きく分けると2種類あります。それは「一約定毎」に手数料を取られるタイプと、「定額制」でその日の1日の約定合計金額や、当月内の取引回数で手数料の額が変わるタイプの2つです。

どちらにするかは、自分の投資スタイルや、約定する金額で決めると良いでしょう。

【一約定毎】

1位 ライブスター証券

業界内では最も安い料金体系のライブスター証券。約定価格が10万円までで手数料は80円。30万~50万で180円。300万まで取引しても600円という驚異的な価格。信用取引のコストも300万円までは80円という低価格設定なので、現物・信用ともに取引をしたい人にはお勧めです。

2位 GMOクリック証券

ライブスター証券よりかは、若干コストがあがってしまうGMOクリック証券。約定価格が10万円までで88円。30万~50万円で241円。300万円で834円です。

しかし、注目すべき点は、信用取引のコストと、定額制にした場合のコスト。GMOクリック証券もライブスター同様、信用取引のコストが300万円まで93円と低価格。加えて、定額制にした場合も20万円までは278円。50万円でも399円と低価格を維持。

一日約定タイプから定額タイプに変える可能性がある人にはお勧めです。

3位 カブドットコム証券

ライブスター、GMOクリックと比較すれば、若干高いように感じる手数料ですが、それでも業界内では低コストに位置づけされるカブドットコム証券。残念ながら、定額制のサービスは展開していないものの、注文・取引ツールと取り扱い商品が充実しています。

料金体系は次の通り。10万円までで90円。30万~50万円は250円。300万円までで2790円。

以上の3社です。こちらの3社は、指値も成行も、手数料価格は同じです。証券会社によっては、指値と成行で若干手数料が異なることもあります。

【定額制】

1位 岩井コスモ証券

創業100年を誇る老舗証券会社。新規公開株の取り扱いが多く、新規公開株を買いたい人にはお勧めの証券会社。手数料に関しては、定額制の料金は安いのですが、一約定毎の価格は300万円まで一律1000円と高価格なので、こちらの証券会社と取引をするのであれば、始めから定額制にすることをお勧めします。

10万円までで80円。30万円で240円。50万円で400円。100万円で800円の料金体系です。

2位 SBI証券

業界内では低コスト帯を行くSBI証券。注文機能に若干の弱さがあるものの、取り扱い商品も充実。ネット業界内で口座開設数1位を誇る人気の証券会社です。

料金体系は、10万円で96円。30万円で286円。50万円で429円。100万円で762円。

3位 松井証券

10万円以下までであれば手数料が無料という強烈な定額制。その代わりに、一日約定タイプの料金体系はありません。信用取引のコストも10万円までは無料で、国内商品と注文・取引ツールも充実しているのも利点です。

ただし、外国株の取り扱いが無いので、外国株の取引を視野に入れている人は、こちらの証券会社以外との取引も視野に入れておくことが必要になります。

10万円までで0円。30万円までで300円。50万円までで500円。100万円までは1000円。

注文・取引ツールで比較するなら

注文方法は、利益を確定するのに重要な武器となります。取引ツールも充実していれば、誰よりも注文をいち早く出せるため、利益を確定するチャンスがそれだけ多くつかめることに。手数料だけではなく、ツール面を重視して証券会社を決めることも、賢い選択の一つです。

スマホサイトに対応していたり、アプリの有無、スクリーニング機能など、全ての証券会社がどこでも同じようなサービスを展開しているわけではないので、自分のライフスタイルも考えて証券会社を選びましょう。

お勧め紹介の前に基本的な特殊注文方法について、簡単な説明を記載しておきます。自分が必要としそうな注文方法の参考にして下さい。

  • 逆指値

「指定した価格以下になったら売る。」「指定した価格以上になったら買う」という注文の出し方。株価を常に見ることができない人は使えた方が良いでしょう。この注文の仕方ができると、損失の回避、あるいは上昇トレンドに乗るのにとても役立ちます。。

  • OCO注文

指値の注文を出すと同時に逆指値の注文も出せます。上昇で利益確定、下落で損失限定が出来る方法。

  • 往復注文

買い注文が成立すると同時に、売り注文も自動で出せる注文方法。売却のタイミングを逃したくない場合に便利。

注文方法は、証券会社によって呼び方が違うだけということもあるので、見慣れない注文方法を見たら、一旦調べてみましょう。状況によって、これらの注文方法が使い分けられると、非常に有利に株取引が行えます。

松井証券

逆指値、OCO、往復注文は基本の特殊注文方法として搭載。

他社では有料で提供している「QUICKリサーチネット」が無料で見られるほか、キーワードから関連するニュースや銘柄の詳細を知る事ができる「ニュースファインダー」など、情報面・ツール面が共に充実

「スピード注文」機能は、板情報からタップだけで発注が出来るのは速さが勝負のデイトレーダーにも強い味方。

カブドットコム証券

こちらも逆指値、OCO、往復注文は基本の特殊注文方法として搭載。

カブドットコム証券の大きな特徴は、その他の特殊注文方法が非常に充実していること。株をリレーのように売買するリレー注文や、逆指値を自動的に修正してくれるトレーリングストップなど、使いこなせれば便利な機能が沢山。

ライブスター証券

各種基本的な特殊注文を押さえていながらも、手数料で低価格を実現するライブスター証券。板情報から注文する際には、価格をクリックするだけで発注が可能。値動きを見ながら、発注が出来るので、こちらもスピードが勝負の株取引には、とても強い味方になります。

以上、お勧め証券会社ランキングとその紹介でした。

まとめ

自分に合った証券会社を見つけるのは、なかなか大変なことではありますが、快適に株取引を行う為にも、納得いくまで比較してみましょう。

証券会社を比較するには、こちらのサイトが非常に便利です。⇒お金の総合サイトZAI ONLINE

 

証券の格付けとは。基礎から徹底解説します!

証券の格付け その1

「格付けって何?初めて聞いた!」証券取引に興味を持ってから「格付け」の存在を知るようになった人にとっては、そう感じる人も少なくは無いと思います。債券を購入する際には、非常に重要となる格付けですが、その仕組みは一体どのようなものなのでしょうか?

証券(債券)の格付けとは?誰が格付けしているの?

債券で投資を行う場合に、どこに投資するか非常に参考になるのが「格付け」。格付け=債券発行もとの信用度となるわけですが、一体誰が、どのように、また何を根拠に格付けをしているのか。債券の格付けについて、徹底的に調べてみましょう。

債券の格付けとは?

債券の格付けとは、言ってしまえば、第三者機関による企業の成績表のようなものです。

債券投資に限らず、投資において最も慎重にならなければいけないことは投資先の選定。多くの投資家は、その企業が出す営業報告書や、財務報告書などを参考に、投資先を選定すると思います。

しかし、それら企業から公開された情報がいくら有益な情報であったとしても、個人の投資家達がその内容を理解し、投資先の判断材料として活かす事ができなければ、その情報は公開元にとっても、公開先にとっても、意味がないものです。

故に、どこかの誰かがその情報を分析し、誰もがわかる様な形式で可視化する必要がありました。それが債券の格付けです。

格付けは、元本と利息が、企業から投資家へ支払われる確実性を、第三者の機関(格付け会社)が評価しており、一定の符号を用いて表記されています。

しかし、ここで注意しなければならないことは、この情報はあくまでも「元利の支払い能力」を評価しているものに過ぎず、将来性などは計算されていません。格付が高い=安定した企業と判断して、これらの情報を株式投資に用いて良いかは、疑問が残るところです。格付は、あくまでも債券向けの評価であることを忘れないでください。

格付をする第三者機関「格付会社」

債券の格付は所謂「格付け会社」が行います。

具体的な企業名は、株式会社格付け投資情報センターや、株式会社日本格付け研究所、ムーディーズ・ジャパン株式会社、スタンダート&プアーズ・レーティング・ジャパン株式会社、といった会社です。

他にもまだあるので、詳しく知りたい人は金融庁の業者一覧をご覧下さい。

格付の方法とその具体的な評価内容

格付け会社によって、格付け方法は異なります。格付けの基準や、方法などについては、格付け会社のホームページで確認することが可能。債券の格付けは、各格付け企業が独自に分析を行っているものなので、同じ企業の格付けでも微妙に異なる結果になる場合もあります。

では、格付け投資情報センターを例に見てみましょう。まず、格付け投資情報センターは、基本的にはアルファベットのABCを用いて、次のような符号で、格付けをしています。

長期個別債務格付け / 発行体格付け / 保険金支払い能力

AAA 信用力は最も高く、多くの優れた要素がある。
AA 信用力は極めて高く、優れた要素がある
A 信用力は高く、部分的に優れた要素がある。
BBB 信用力は十分であるが、将来環境が大きく変化する場合、注意すべき要素がある。
BB 信用力は当面問題ないが、将来環境が変化する場合、十分注意すべき要素がある。
B 信用力に問題があり、絶えず注意すべき要素がある。
CCC 信用力に重大な問題があり、金融債務が不履行に陥る懸念が強い。
CC 発行体のすべての金融債務が不履行に陥る懸念が強い
C 発行体のすべての金融債務が不履行に陥っているとR&Iが判断する格付。

 

短期格付

a-1 短期債務履行の確実性は高い。
a-2 短期債務履行の確実性は高いが、上位の格付に比べると、注意すべき要素がある。
a-3 短期債務履行の確実性は当面問題ないが、環境が大きく変化する場合、注意すべき要素がある。
b 短期債務履行の確実性はa格と同等ではなく、注意すべき要素がある
c 最低位の格付で、債務不履行に陥っているか、またはその懸念が極めて強い。

参照:株式会社格付投資情報センター

短期格付けは、長期格付と若干表記の仕方が異なっています。また、AA格からCCC格については+と-の記号も使用。同じランクの中でも、より上位格に近いのものが+、あるいは下位格に近いものにが付されます。短期格付けに関しても同様です。a-1にのみですが、+を債務履行の確実性が特に高いものに表示。

評価がBB以上の企業や団体の債券は、投資適格債と言われ、投資向きの債券と言えます。逆にBB以下の企業・団体が発行する債券を投資不適格債と言われており、こちらは投機向きです。

格付けの肯定に反比例する金利

証券の格付け その2

格付けが高ければ、債務履行の確実性が高く、格付けが低ければ債務不履行の可能性が高くなる。その一方で金利は、格付けが高ければ低く設定され、格付けが低ければ高く設定されています。

これは、債券が株式と違い企業から投資家への借金であるが故の特徴です。投資家からより多くの投資金を集めるには、それだけの見返りが必要。投資金を集めるためにも、格付けが低い会社ほど、金利を高くしなければ、投資家から資金を集めることはできません。故に、格付けの高低と金利の高低は、多くの場合反比例をするのです。

 

マイナンバーの提出は義務?厳格な証券取引にはやっぱり必要?

マイナンバー その1

画像引用元:マイナンバー社会保障・税番号制度

20161月からどの証券会社でも証券口座開設の際に提出を求めているマイナンバー。しかしどうして証券会社はマイナンバーが必要なのでしょうか?

マイナンバーの提出は義務?提出拒否は可能なの?

マイナンバーの提出は義務です。201611日以降の新規証券口座開設時には、マイナンバーを提出しなければいけません。

しかし、マイナンバーは大切な個人情報。義務だから仕方が無く提出するけれど、提出を求められても「はい。どうぞ。」とは出し難いのが本当のところ。納得できる理由が無いなら、スルーして提出しないでおきたいですよね。

そもそもマイナンバーとは?

マイナンバーとは、簡単に言ってしまえば、国民一人一人に背番号を与える制度です。正しくは「社会保障・税番号制度」。この背番号と個人情報一つ一つを結びつけ各情報を一まとめにするのがこの制度の一番の目的です。

この制度が導入された背景には、次のようなものがあります。

「行政の効率化」

今まで、公共機関に関する国民の個人情報というものは、各行政機関や公共団体によって、バラバラに保管されていました。その為、個人情報の管理面において重複する作業が発生していることも。

これらの重複作業を無くし、無駄な時間と労力を省くためにも、個人の膨大なデータを背番号で紐付けて、効率よく個人情報を管理できるようにしたのです。

「国民の利便性の向上」

背番号により個人情報が紐付けされているため、これまで各種申告や申請に必要だった、添付書類などが不要になります。結果、行政の手続きが今までよりも簡単に。

また、行政機関が保持している自身に関する情報の確認や、各種行政からのサービスの知らせを受け取ることができるようになりました。

「公正・公平な社会の実現」

背番号で管理されているので、脱税などの不正を防止する力が向上。給付金の不正受給も抑止。また、個人の資産状況や行政サービスの受給状況を、行政が把握すくなったことにより、行政からの支援を本当に必要としている人に、きめ細かく支援を行うことが可能になりました。

「国が管理する」という言葉では御幣があるかもしれません。しかし、これまでの行政の、情報の管理体制には限界がありました。バラバラに管理されていた公的な個人情報を、背番号制で一括管理することで、情報の管理にかかっていたコストを下げ、サービスの提供をより充実させることが実現できたのです。

海外では、こういった国民管理番号を早くから取り入れています。アメリカでは1936年から既に導入され、社会保障や税務制度の際には、使われていました。

マイナンバー=個人情報であるが故に、万が一、漏洩や流出のリスクを考えるととても恐ろしいのですが、きちんとした管理体制の下で使われるには、非常に便利な制度と言えます。

証券口座開設になぜ必要なの?

先にも書いたとおり、マイナンバーを導入することで、各種申告や申請が簡略化してできるようになりました。

証券会社は、取引のある顧客に対し、次のような書類を作成する必要があります。

  • 特定口座年間取引報告書
  • 非課税口座(NISA口座)年間取引報告書
  • 配当・余剰金分配及び基金利息の支払い調書
  • 株式譲渡等の対価の支払調書
  • 証券口座開設の申請・届出事務 等

これらの事務処理に際し、マイナンバーの記入が必要となるため、証券会社は口座開設時に番号の提出を求めているのです。

もし提出を拒否した場合は?

提出を拒否した場合は、当然のことですが証券会社に口座の開設ができません

2016年以前に口座を開設した人も、遅くとも2018年の末には証券会社へ通知をしなければなりません。これを無視した場合、証券会社より取引の停止を求められる可能性があります。

証券口座とマイナンバーの紐付け そこにあるメリット・デメリットは?

マイナンバー その2

マイナンバーの導入の背景でも触れましたが、証券口座とマイナンバーを紐付けしたことで、個人投資家が得られたメリットは、今のところ、確定申告時の事務手続きの簡略化のみです。 対してデメリットは、マイナンバーの漏洩と流出の際にある大きなリスク。

今後2021年をめどに、預金口座も証券口座同様、マイナンバー通知の義務付けが検討されています。

これにより、国民一人一人の国内財産が正確に把握される為、ますます脱税がし辛い世の中となるでしょう。もし、これが正しく実現されれば、無理な増税も必要なくなるかもしれません。

会社に副業(株やFX)をしていることがばれる可能性は?

マイナンバーを導入したことで、周りの人に自分が株やFXをしている事が判明することはありません。

マイナンバーの利用目的は原則、「社会保険」「税金」「災害対策」の3点に絞られています。所属企業が行う、副業調査は、この3点には該当しないので、マイナンバーを使って調査することはできません。

まとめ

証券会社へのマイナンバーの提出は義務。もし、証券取引を開始したいなら、マイナンバーを通知しなければなりません。マイナンバー導入による、個人投資家が大きく魅力的に感じるメリットというものは存在していないのが現状です。

今後「国民の利便性」の分野で、マイナンバーによるサービスの充実化があることを期待しましょう。

オプション取引は何が違う?証券について理解を深めよう

オプション取引 その1

オプション取引って、先物みたいなやつでしょ?そう思っている人は、もう少しオプション取引について勉強したほうが良いかもしれません。満期日、取引の種類、利益や損失の出し方を見ると、両者には大きな違いがあります。

オプション取引と先物取引、その違いと特徴は?

現物や信用取引、先物取引から比べて、マイナーな印象のオプション取引。その歴史事態は、意外と古く、その原型となるものはギリシャ時代からありました。

使いこなせれば、大きな利益が期待できるオプション取引。先物取引と比較しながら理解を深めて行きましょう。

オプション取引とは?

オプション取引とは、決められた期日(SQ日)に、原資産を、権利行使価格で売買する「権利」を取引すること。

原資産には、日経平均株価指数の他、株、国債、商品先物などがありますが、日本の市場はまだ発展段階にあるため、取引量が限られています。

その為、個人投資家が活発に投資を行える環境ではありません。唯一、国内で個人投資家でも活発に取引が行えるオプションは、「日経225オプション」です。

先物取引とオプション取引大きな違い4つ

オプション取引の説明を読むと「先物取引と何が違うの?」と思う人もいるかもしれませんが、違いを比べるとそこにはだいぶ大きな開きがあります。

オプション取引と先物取引の比較を始める前に、先物取引の仕組みを理解していないと、話しの内容が理解できないかもしれません。先物取引について知識が曖昧な人は、こちらのサイトをご覧下さい。⇒先物取引は安心してできるの?仕組みから徹底解剖 

それでは、2つの違いを細かくみていきましょう。

先物取引との違い その1:オプション取引は「権利の取引」

いきなりですが、先物とオプションの違いの中で一番着目すべき違いはこれです。

先物取引は、将来的な商品の売買でしたが、対するオプション取引はその売買の「権利」が売買されています。「権利の売買」と聞くと、イメージが大変し辛いと思うので、下の例を参考に見てください。(比較は、わかり易いように日経225先物取引と日経225オプションを例にしています。)

先物取引の場合

日経225先物取引で、日経平均を10,000円で買う。

⇒期日当日、売買されるのは購入した日経平均指数そのもの。

オプション取引の場合

日経225オプションで、日経平均を10,000円で買える権利を、500円で買う。

⇒期日当日の売買の対象は、500円で購入した権利。

こうして文字にして並べてみると「おぉ~!なるほど!」と納得するものがありますね。

先物取引との違い その2:「買うことができる権利」と「売ることができる権利」 其々の立場からの売買

オプション取引は、権利の売買であることは、違いその1で書きました。

これをもっとわかり易い書き方をすれば、「買うことができる権利(コール・オプション)」の売り買いと、「売ることができる権利(プット・オプション)」の売り買い、計4通りの取引ができるということです。

また、買うまたは売る権利の保有者は、権利の行使か放棄の選択でき、買うまたは売る権利の付与者は売買の義務を負うことになります。

買う権利
行使 → 売らなければならない
放棄 → 売らなくてよい
 売る権利
行使 → 買わなければならない
放棄 → 買わなくてよい

画像引用元:JPX日本取引所グループ 

先物取引との違い その3:満期日に権利行使が必ず行われる

先物取引にもオプション取引にも「決められた日」があることは、共通項目です。しかし、オプション取引の場合は、先物取引の時とは異なり、満期日を迎えた時に、必ず権利が行使されます

オプション取引では、売買の権利の保有者は権利の放棄も選択が可能。満期日を迎えた際に、権利の保有者が権利を放棄した場合、付与者サイドで権利が行使されます。

先物取引との違い その4:証拠金、追証金は売りの場合にしか発生しない

先物取引の場合は、担保である証拠金を納める必要がありました。

しかし、オプション取引の買いの場合は、証拠金は必要なし。証拠金が必要ないのであれば、当然のことながら追証金は発生しません。

これは、オプション取引が先物取引に似た証券取引でありながらも、その商品が「権利」であるが故の特徴と言えます。先物取引の場合は、商品の売買は必ず行われていました。しかし、オプション取引の場合は権利の放棄も選択の一つ。故にオプション取引の買いに限っては、証拠金は不要です。

しかし、売りの場合は、証拠金が必要になります。これは、オプション取引の売りが、無制限の損失リスクを持っているからです。

買い手売り手 其々の立場からの売買の特徴

オプション取引 その2

買い手の特徴と売り手の特徴を、端的に表せば次のようになります。

  • 買い手は株価の上昇に比例して利益が拡大
  • 売り手は株価の上昇に反比例して損益が拡大

株価が下がった場合、買い手は権利を放棄すればプレミアム分(権利の購入代金)だけの損失になり、逆に売り手はプレミアム分の利益が得られます。

まとめ

日経225オプションは、記述したとおり、先物取引と比較すれば、だいぶ複雑な面を持っています。これは、相場を読めることは勿論、その仕組みの理解、そして充分な資金力やリスクを回避するだけの経験が必要。場合によっては、証券会社から取引を断られる場合もあるそうです。

もしオプション取引をしたい場合は、まずは株式投資そして次に先物取引と、充分な経験を積んでから挑みましょう。

先物取引は安心してできるの?仕組みから徹底解剖

先物取引 1

「先物取引」と聞いて、「先物取引で破産した・・・・」という昭和のイメージが湧くのは私だけでしょうか?

先物取引という金融商品を聞くと、投資の世界でも難易度が高いように感じます。しかし、実際はそんなことはありません。

安心?難しい?先物取引の仕組みとは?

先物取引の仕組みについて、とても簡単な言い方をすれば「将来的な商品の取引を、今現在の価格で行う」という表現になります。商品は未来で価格は現在。商品と価格の取引に、時間的なずれが生じて行われるのが先物取引の特徴です。

それでも分かりにくい人の為に、先物取引の例を最もシンプルな例で説明しましょう。

先物取引 ~最もシンプルな例~

※分かりやすくする為に、取引数量を小さくしています。例で示している取引数量は、実際の取引可能な最低数量とは異なる場合もあるので、実際の取引の際には注意して下さい。

例えばAさんが、大豆を1kg/500円で10キロ分購入する取引をしたとします。 Aさんが購入する大豆の価格は、

500×10キロ=5000円 です。

2ヵ月後・・・・

Aさんが購入した大豆は、2ヵ月前の価格と比較して200円も値上がり。この時点で大豆の価格は1kg/700円。つまりAさんの大豆は、700円×10キロ=7000円の価値があるわけです。

Aさんは、購入してある大豆全てを豆腐屋さんに売ることにしました。5000円で購入した大豆10キロを、7000円で販売。その結果、Aさんはその差益2000円を、自分の利益として受け取ることができるのです。

複雑に感じますが、こうして見るととても簡単ですね。例だけで見ると、実際の現物の売買と変わらないように感じます。しかし、先物取引の決済は、取引を行う都度行われるのではなく、最終的にAさんが豆腐屋さんに売った時点で行われます。

また、この例の場合では、Aさんが転売目的で大豆を購入しました。しかし例えば、大豆の購入者がAさんではなく、豆腐屋さんだった場合、将来的に手に入る大豆の値段が、今現在の価格になります。豆腐屋さんは市場価格に振りまわれることなく、原価計算が可能に。

もちろん市場価格が取引時の大豆よりも安くなってしまった場合、豆腐屋さんは大豆をその時点での市場価格よりも高い値段で購入したことになります。しかし、原料価格と流通価格は安定。先物取引には、こんなメリットが隠されていたのですね。

商品先物取引と金融先物取引

先に示した例は、先物取引の中でも、商品先物取引で「買い」から入る例でした。「買い」から入る例と書いたということは、逆に「売り」から入る例も、当然存在します。

商品先物取引で取引される品物は、金や原油、ガソリン、とうもろこし、大豆、コメといった生活必需品。これらの生活必需品以外にも、「金融」そのものが、商品の対象になる場合もあります。それらは金融先物取引と呼ばれて、区別されているのです。

これらの例については、次のサイトが分かり易く説明されているので、参考にして下さい。

商品先物取引「売り」から入るパターン⇒「とことん勝利にこだわる ネット証券の選び方

金融先物取引⇒「クローズアップ株式

これだけは知っておきたい!先物取引基礎用語

先物取引 2

先物取引を始める前に、これだけは知っておきましょうという単語を集めてみました。

基礎的な用語がわからなければ、セミナー等に参加しても理解が追いつきません。せっかくやる気を出してセミナーに参加したのなら、その全てを吸収したいですよね。まずは、用語をみっちりと頭に叩き込んで下さい。

証拠金

担保のことです。収めなければならない証拠金は、取引する商品価格の520%。証拠金は決済後に返却されます。

追証金

「追加証拠金」の省略されたもので、「おいしょうきん」と読みます。「ついしょう」ではありません。取引担保の証拠金が不足した場合、追証が請求されるのです。

追証は、取引を終了した時点での含み損が、証拠金の半分を下回る額になった場合に発生。追証の請求が来た場合、投資家には次のな選択肢が与えられます。

  1. 追証金を支払い、取引を継続させる
  2. 追証金を支払わず、損益を確定する

2番の場合は、所謂損切りというものです。これ以上の損失を防ぐために損切りをするか、あるいは逆転で利益を狙うかで、運命は大きく変わります。

建玉

「たてぎょく」と読みます。「たてだま」ではありません。

建玉とは、売買の約定はしているものの、決済がまだされていない状態、「決済待ち」の契約数のことを指しています。建玉には買い建玉(買いの約定で未決済)と売り建玉(売りの約定で未決済)の2種類があり、株取引でも使われる言葉なので、覚えていて損はない単語です。

空売り

「からうり」と読みます。

空売りとは、空(投資対象の現物をもっていない)の状態で、近い将来に対象物を売る契約を結ぶことを言います。「売りから入る」とは、この空売りから取引を始めることです。

売るものをもっていないのに、「売ることから取引を始める」ということ事態、大変イメージがし辛いことですね。

先物取引では、先の例でも示したとおり、商品の「契約」とその「支払い」が、時間をまたいで行われます。「近い将来、Aという商品を●●円で売ります」という契約をした時点では、商品がなくても取引には何も問題が無いのです。

実際に商品を明け渡す期日までに商品が手元にあれば、売買はそれで成り立ちます。契約時点で商品が無くても、商品の引渡し期日までに商品を準備し、かつ当該商品を調達する際には、契約した価格よりも安く手に入れることができれば、その差益が自分の利益に繋がるのです。

空売りも、建玉同様、株の世界でも使われる用語なので、覚えていて損はありません。

差金決済

売りと買いの差額で決済をすること。

同一銘柄で、売り⇒買い もしくは 買い⇒売り を同一数量行い、商品の代金を相殺させることにより、実質的な商品と代金の取引を発生させずに差益を出すのが差金決済です。株取引の様な現物取引では、このような決済方法は禁止されています。先物取引ならではの決済方法です。

限月

「げんげつ」と読みます。

先物取引では決済をしなければならない期間が定められています。それが限月です。限月は最短で半年、最長で1年。 限月の期間は、銘柄によって異なるので、取引を始める前には、必ず限月を確認しましょう。

意外と取り組み易い先物取引

以上が、先物取引の世界です。想像していたよりかは、取り組み易い世界なのではないでしょうか?

先物取引は、ハイリスク・ハイリターンな取引の代表とも言われていましたが、最近では小口でも参加できるようなサービスも展開されています。

資金はそこまで大きく持ってはいないものの、先物取引をしてみたいと言う人は、この小口から参加するのもお勧めです。この際にも、投資金は余剰金を使って、投資をすることは忘れないで下さい。

証券取引のメリット・デメリット、両方面から見ていこう!

証券取引のメリット 1

株などの投資の世界に足を踏み込む前に、そのメリット・デメリットを確認するのは、当然のことです。ここでは、投資の登竜門として人気のある金融商品についてメリット・デメリットをまとめてみました。

【メリットだけじゃなく】 証券取引、其々のメリット・デメリット 【デメリットも】

証券取引、其々のメリット・デメリットにはどんなものがあるのでしょうか?一つ一つ見ていきましょう。

まずはコレ!人気の証券取引三つ!

まずは投資の世界でも、初心者の人が取り掛かり易く人気のある証券取引から見てみましょう。

【株】編

メリット

  • キャピタルゲイン

株を売ったときに得られる利益、値上がり益のことです。デイトレーダーは、日々日々この値上がり益を求めてしのぎを削ります。

  • インカムゲイン

配当金のこと。企業が儲かっていなければ配当金は出ませんが、貰えるとやっぱり嬉しい。

配当金は一株あたりで返金額を計算。故に、単元未満株でも配当金が出れば、保有する株数だけの配当金が返金されて来ます

配当金の金額は企業にもよりますが、高いところでは1株辺り100円と言った高額の配当金がでるところも。配当金狙いで株を購入するなら、配当金の金利だけを見るのではなく、その企業の安定性も重視することをお勧めします。

  • 株主優待

株主優待は、配当金のように誰もが受け取れるものではありません。単元株を保有する株主に送られます。内容も企業によって異なり、自社製品やクオカード、商品券、お米券、お食事券など様々。

例えば、ディズニーランドでお馴染みの「オリエンタルランド」。こちらの株主優待は、100株以上保有して、ディズニーランドor シーで使えるワンデーパスポートが年1枚貰えます。株主優待に期待して株を購入するのも株を楽しむ方法の一つです。

  • 経営に参加可能

単元未満株では経営権を取得できません。経営に参加できるのは、単元株からです。

就職難の時代、祖父が持っていた株の会社に就職活動をして縁故入社したという話は良く聞く話。将来、子孫が就職活動に困らないように、どこか大手の会社の株を経営権が持てる分だけ持つのも、別な意味での投資になりますね。

デメリット

  • キャピタルロス

必ず値上がりするとは限りません。買った瞬間に値下がりするというのは、良くある話です。

  • 株を持っている会社が倒産した場合、株券がただの紙くず同然になってしまう。

企業が倒産した場合、投資家は損失を少しでも減らすために、株を一気に売り始めます。当然の株の価値も急降下。売るタイミングを逃せば、持っている株はただの紙同然です。

【債券】編

メリット

  • 資産運用計画が立て易い

債券は企業への借金。借金は、貸した人にいずれ利子と共に返されるものです。債券は、株のように経営権を得られない代わりに、購入と同時に満期と利回りが決められます

債券購入後に、債券の売却や換金を行ったり、あるいは企業が債券不履行とならない限りは、ここで決めた金利は変わることはありません。故に資産の運用計画は当然立て易くなります。

投資に興味があっても、株ほどのリスクを負えない人に、社債などの債券による投資がお勧めされるのも、こういったことが理由です。

  • 高い金利による、金利収入

債券の魅力と言えば金利。銘柄や種類にも左右されるのですが、銀行預金と比べれば比較的高い金利がつきます。ただ銀行に預けることを考えているなら、金利狙いで債券を購入するのも、賢い選択かもしれません。

デメリット

  • まとまった資金が必要

個人向けの社債の場合、ある程度のまとまった資金が必要になります。

株式の場合は、単元未満株で購入、あるいは単元株でも価格が低い株を購入すれば、元手が少なくとも運用することが可能です。

しかし債券の場合は、最低でも10万、あるいは少なくとも100万くらいのまとまった資金が無ければ、運用ができません。

  • 元本割れのリスクがある

債券の発行元が倒産した時、償還日を待たずして債券を売却した時、(外国債の場合)為替レートが大きく変動した時等、株よりも低いリスクで投資ができる債権であっても、元本割れで損をする可能性もあります。

【投資信託】編

メリット

  • 投資の専門科が、資産運用をしてくれる

投資信託は、文字通り、投資の資金を資産運用のプロに託す投資方法です。

投資の世界に足を踏み入れたものの、自分の力だけでは投資先もわからない。そういった場合は、投資信託に運用を任せるのも一つの手です。

投資信託の投資先は、株だけではありません。国内外問わず、様々な金融商品を取り扱っています。外国債など、初心者には難しい投資先でも小口で参加が可能です。

  • 少ない投資金から始められる

投資信託も、株式同様少ない資金からでも投資が始められます。「今始めたい!」と思った人も、1万円があれば充分です。勿論、それ以上の大きな額を任せることも可能。

今、手元に無くとも、積み立て投信という形で、少しずつ投資額を増やしていくこともできます

  • 小額でも分散投資ができる

先にも書きましたが、投資信託の場合、投資先は株だけではありません。株以外にも、債券や不動産、はては海外の投資先に投資している場合も

一つの企業に資金の全てを投資すれば、倒産などの可能性を考えると、全てを失うリスクも背負うことになります。しかし、投資先を分散させれば、そのリスクも分散され、万が一のことがあっても資産を失うリスクを低くすることが可能。

デメリット

  • 資金が減ることもある

投資信託は、元本の保証がありません。投資先の企業が倒産すれば、預けた資金も同時に失います。

  • 手数料

投資のプロに資産運用を任せている以上、手数料が当然発生します。商品購入時には販売手数料が、資産を管理してもらっている間は、信託報酬といった手数料がかかるので、投資信託を始める前に、手数料についても調べておきましょう。

証券取引はもっと他にもいろいろあります。

証券取引とは、当然、先にあげた例の3つだけではありません。

これら以外にも、先物取引、FX、外国為替など、調べれば沢山の投資型金融商品があります。そういった商品には、其々にメリット・デメリットが。其々の特徴も全く異なります。

下に、他の金融商品についてメリット・デメリットをまとめたサイトを添付しています。

興味がある人は、参考に目を通してください。

先物取引

将来的な売買を今現在の価格で約束。実際にその日が訪れた時の商品の市場価格の差益で儲ける方法。メリット・デメリットは、こちらのサイトを参考にして下さい。→「ドットコモディティ楽天

FX

外国通貨を売買。その差益で設ける方法。メリット・デメリットはこちら→「FX初心者向けFX講座

外貨預金

FXと何が違うの?と思う人もいるようですが、外貨預金は、外国通貨でお金を預け、その金利で儲ける方法です。メリット・デメリットはこちら→「All About 外貨預金とは?外貨預金のメリット・デメリット

まとめ ~限りなくリスクを下げるための心得~

証券取引のメリット 2

こうして見ると、投資型金融商品は様々な形でサービスを展開しています。そしてそれに共通して言えることは、どれも「儲けられる気がしてくる」ということです。

説明を読むと「なるほど!簡単ジャン!」と思うのですが、実際に投資の世界に足を踏み込むと、理想とは違う現実が立ちはだかります。

もし、投資の世界に足を踏み込む決意をしているなら

  • 投資は余剰資金で行う
  • 成功例だけではなく、失敗例も熟読しておく
  • 欲を出しすぎない
  • 投資は人生のオプションと踏まえる

以上のことを頭にいれて下さい。

投資のプロでも判断を誤れば失敗をする世界です。経験が浅く、資金が少ないうちは、リスクが少ない道を歩み、儲けることより経験を積むことを重視しましょう。

そもそも証券の注文はどうやるの?まずは方法を知る事が大事

証券の注文は? その1

証券を購入してみたいんだけど、どうやるの?難しいのかしら?

証券取引と聞くと、とても難しいように感じますが、実際は何のことはありません。口座さえ開設してしまえば、後はクリック一つで購入できます。

実際に株を購入してみよう!~株を購入するまでの流れ~

実際の株を購入するまでの流れを、大まかに説明します。

口座開設→投資に必要な資金を口座へ振り込み→株を選ぶ→注文を出す→約定 の5ステップです。

これは、債券でも信用取引でもだいたい流れは同じ。たまに用語がわからず、購入に戸惑うことはあっても、資金が不足していたり、あるいは購入の条件に満たないといった事が無い限り、買えないということはありません。

株を購入する5ステップ

株が購入できるようになるまでの、実際の流れを説明します。

ステップ1:口座を開設しよう

まず最初に株を買うには、証券会社に口座を開かなければなりません。人によっては、「銀行口座じゃだめなの?」と思う人もいるようですが、銀行口座では株を購入することができないので、株取引用の証券口座を証券会社に開設してください。

証券口座自体は、お金が無い状態でも開くことが可能。ネット証券では、口座開設までの取引全てが、オンラインで行えます。また口座開設料や口座管理手数料がかからない証券会社もあるので、投資情報のツールのために、異なる証券会社の口座をいくつかもつこともお勧めです。

ステップ2:証券口座に投資資金を振り込む

当然のことですが、投資をするには資金が必要です。資金がなければ、株取引もできないので、自分の証券口座に資金を振り込んでください。

証券口座にお金を振り込む方法は、銀行口座にお金を振り込む要領と同じ。証券会社によっては、指定した銀行口座あるいは郵便口座から、ネット上で振り込むことができます。振込みのためにわざわざ銀行や郵便局へ足を運ぶのが面倒な人は、ネットバンキングなどを利用するのもお勧めです。

ステップ3:株を選ぶ

証券口座、投資に必要な資金、この2つが揃ったら、いよいよ株の世界に足を踏み込む準備ができました。簡単に「株を選ぶ」と書きましたが、株を選ぶことこそが、非常に難しいところです。購入する株に悩んだ場合は、次の事を念頭に、株を選んで下さい。

  • 投資期間は長期的に見ているのか?あるいは短期的な投資なのか?
  • 購入する株数は単元株なのか?単元未満株なのか?
  • 株主優待狙いの投資なのか?それとも配当金狙いなのか?

投資を始める動機は人それぞれです。まだ自分がどのようなスタイルで投資をしたいのか悩んでいる人は、もう一度、これらのことを良く考えてから購入して下さい。

「とりあえず買ってみたい!」で資金をつぎ込むと、あっという間に資金が底をつくかもしれません。

ステップ4:注文を出す

ここまでくれば、あとは簡単です。自分が購入したい銘柄(会社)と株数を、注文画面に打ち込み、注文確定ボタンを押すだけ。注文確定ボタンを押したら、直ぐに注文内容が証券会社に送信されていきます。

しかし、ここで注意して欲しいことは、注文すれば直ぐに買えるというわけではありません。株は、需要と供給のバランスで成り立っています。もし、注文した株の人気が非常に高く、市場に出回っている株の数が少なければ、なかなか約定することはできません。

指値(株の購入金額を指定して株を買う方法)で注文を出した場合は、注文を出すタイミングと、金額が非常に重要になります。

ステップ5:約定

注文を出した株が無事に購入することが出来ることを「約定(ヤクジョウ)」と言います。ステップ4でも触れましたが、注文を出しても、その株が人気がありすぎると、結局最後まで、約定しないことも。

その場合は「約定できませんでした」という情報が、証券会社から流れて来ます。もし、あなたが株の注文を出して、「約定」の文字が注文の確認画面に出ていれば、あなたもこれで株持ちです。

ネット証券と総合証券 口座開設時の注意点

証券の注文は? その2

ネット証券も、総合証券も、株を購入するまでの流れは同じ。しかし、注意しなければならないことは、総合証券の場合、取引手数料がネット証券よりも高く、また口座を開設するにも、ネット証券のような手軽さが無いということです。

ネット証券は、必要なやり取りの多くがオンラインで終了。いくつかの必要な書類のやり取りが、封書であるくらいで、口座を開設する際の煩わしさはあまり感じられません。

しかし、総合証券の場合は、資料の請求から始まり、口座開設申込書の記入、印鑑の調印など、銀行口座を開設するのと、同じステップを踏む必要があります。

こういった煩わしさや、手数料の高さが総合証券のデメリットではありますが、手数料を出す分だけ、サービスはネット証券よりも充実していることは確か。どちらを選ぶかは、人それぞれです。

まとめ

ネット証券にしろ、総合証券にしろ、まずは初めてみないことには何も感じることはできません。ネット上の情報では、「株で副収入」や「証券取引で小遣い200万」など、都合の良いことが書かれていますが、実際にそれを成功させている人は僅かです。

株取引は、実際にはそんなに甘く簡単なことではありません。株で利益を出す人は、そこにたどり着くまでに沢山の失敗や経験を積んでいるからこそ、利益を出せるようになっているのです。

もし、本当に株の世界に興味があって、飛び込んでみたい人は、余剰資金で行うことをお勧めします。生活費を株に当て込んで取引を始めるような真似は、決してしない方が良いでしょう。

初心者はこれを覚えよう!証券用語10選

初心者はこれを覚えよう!その1

株取引を始めたばかりの人が、まず苦戦するのが株用語。

株の世界では独特の言い回しや、違いがよく分からない用語など、身につけなければならない言葉が沢山あります。ただでさえ分からない世界なのに、説明文を見ても更に分からない単語が出てくるばかり。単語の意味を調べているうちに、自分が何を知ろうとしていたのかわからなくなる。そんなこともあります。

そういったことを防ぐためにも、ごくごく基本的な用語だけは身につけておきましょう。

これだけは知っておこう証券用語特選10words

よし!株やるぞ!!と息巻いていても、実際始めたら分からない言葉ばかり。なかなか実際の取引までたどり着けない。「そんな意味の分からない単語なんてまるっと無視!まずは実践!!」で取引を開始してみたけれど、これを理解してないが故に資産が減るなんてこと・・・ないよね?

用語を知らずに株取引をしていると、こんな不安に陥ることがあります。

【初心者は】これだけは知っておきたい。株の基本【まずコレ】

証券用語は、全てを理解していなくても株取引に支障を来たすことはありません。しかし、最低限知っておかなければ先に進めない言葉はやはり存在しています。最低限、それらの言葉だけでも知っておきましょう。

【超基本編】

単元株

株主としての権利を取得するために、最低限購入しなければならない株数のこと。

株は購入した人全員が株主になれるわけではありません。株を購入してもそれが、単元より少ない株(単元未満株)であれば、株主にはなれないのです。株主優待を期待して、株取引を行うなら、単元株で購入する必要があります。

単元株は、企業によってその定める数が異なります。100株で単元株とする企業が多いですが、なかには1000株で単元となる企業もありますし、逆に1株で単元株になる企業も。

注文状況、株価が人目で分かる情報掲示板のようなもの。どの価格帯にどれだけの人が売買の注文を出しているのか把握ができる便利なツールです。株取引を行う上で、基本的な情報にもなります。

(参考画像引用元:初心者の株式投資情報)

気配

(けはい)と読みます。株を売買する上で、参考となる値段。

上の図で説明をすると、板の真ん中に書いてある数字が株価。その両サイドに書かれている数字が気配値です。左側の青い文字が売り気配。右側の赤い数字が買い気配。

この気配値で、当該株の需要と供給のバランスを見ることができます。売り気配が大きく、買い気配が小さければ株価は下落。

逆に売り気配が小さく、買い気配が大きくなると、株価は上昇します。

【取引編】

現物取引

通常の株の売買で行われる取引のこと。自己の資金で株を購入し株を売る。最もシンプルで一般的な株取引

信用取引

簡単に言えば、借金をして株取引を行うこと。

証券会社から株や資金を借りて、自己が保有する資金以上の株取引を行うため、ハイリスク・ハイリターンの投資方法になります。

信用取引には、一般信用と制度信用の2種類が存在。一般信用、制度信用について詳しく知りたい人は、「証券取引にも金利がつくの?低いところも教えます」で説明をしています。

信用買い

信用取引で、証券会社から資金を借りて株を買うこと。返済時には、借りた資金+金利+手数料を支払います。

空売り(信用売り)

信用取引で、証券会社から株を借りて売ること。株価が高い時に「借りた株」を売り、株価が下がった頃に株を買い戻すのです。

売った株を何故わざわざ買い戻すのでしょうか?それは、証券会社に「株」を借りているからです。借りた株は株で返す。返済時には、証券会社に対し、借りた分だけの株+金利+手数料を払う必要があります。

【注文方法編】

指値

株の注文時に銘柄(会社)と、購入株数、そして注文の種類(売り・買い)を指定して注文を出す方法です。

指値で株を売り買いする際は、単元株でしか取引ができません。単元未満での注文は成行になるので、「単元未満だけど指値で注文したい!」というのは出来ないことです。

指値と切っても切れない関係にあるのが、逆指値。

逆指値

逆指値は、指値注文の応用編と言えます。指値注文は理解できても、逆指値になると、ちょっとよく分からない人も多いはずです。

注文時に銘柄(会社)は勿論、購入株数、注文の種類(買い・売り)を出すということに関しては、指値と全く同じように感じます。

しかし、その内容は全くことなるので、指値と逆指値の違いを徹底的に頭に叩き込んで下さい。とても重要です。

※指値と逆指値の違い※

指値と逆指値は、非常に良く似た注文方法なのですが、違いを良く認識していないと、思わぬ失敗を招きます。

例えば私が、A社の単元株を一株あたり500円で購入したとします。

「よし!株価が順調にあがってるぞ!株価が800円以上になったら売ろう!」そう思った場合→指値800円で売り注文 になります。

しかしもし

「もしかしたら株価が暴落するかも。500円以下になったら、即売ってしまおう。」そう思った場合→逆指値500円で売り注文を出す必要があります。

上の例はどちらも売り注文ですが、状況が全くことなります。一つは利益確定、一つは損をする前に売る損切りというやつです。

次は買いパターンの例。

例えば私がB社の株、500円をこれから購入しようとしています、

「この株・・・もしかしたらこれから上がるかも?550円以上になったら買おう。」そう思った場合→逆指値550円で買い注文 。

反対に、

「この株、下落してる。でも、この株が欲しい。この株が400円にまで下落したら買えるな。よし!買おう!」そう思った場合→指値400円以下で買い注文。

この例も、同じ買い注文でも状況が全く異なりますね。一つは株価の上昇に合わせて購入。もう一つは株価の下落に合わせて株を購入しているところが、大きな違いです。

株価の変動を逐一追いかけられない人は、この指値、逆指値を良く理解して、使いこなせるようになことをお勧めします。

成行

指値、逆指値とはまた異なる株の注文方法。

字のままに、株式市場の成り行きに任せて株を購入する購入方法です。金額は指定できません。単元未満株は指値注文ができず、成り行きのみの注文方法となります。

市場の流れに任せて株を購入するとなると、希望購入株価のコントロールがききません。その為、予想よりも高い価格で株を購入してしまったり、安い価格で売ってしまったりする可能性があります。

しかし、一見すると株取引に不利なように感じる成行売買でも、大きなメリットが。それは、注文を出した際に、成行注文は指値注文よりも優先して約定されることです。

例えば、保有していた株が大暴落。慌てて売りの注文を出すも、指値では値下がりの方が早く、値下がりする株を追いかける形で売りの注文を出している。そんな時は、成行で売りに出すのです。

成行は指値より優先して取引がされます。下がる株を追いかけるよりも、成行で売りに出せば確実に早く売ることが可能。損失も少なくすむわけです。

地道にやれば段々とわかるようになります。

株取引に関する用語はまだまだあります。

上に書いた用語だけでも把握しておけば、なんとなくではありますが、色々な説明サイトを読んでいても、理解できるでしょう。

一度説明を読んで分からなくとも、何度も何度も説明を読み返していれば、理解は進んでいきます。

もし、他に分からない単語が出た場合、こちらのサイトが大変分かりやすくまとまっているのでお勧めです。参考にして下さい。 参考サイト「初心者の株式投資道場

 

最近良よく聞くフィンテックって何?証券との関わりは?

フィンテック その1

新聞や雑誌で見かける新しい単語「フィンテック」。ネットで言葉を検索して説明を読んでも、なんだか意味がさっぱり!「自分には縁のない単語。」そう思っていても、実はあなたもフィンテックの恩恵に授かっているかもしれません。

Finance” + ”Technology” それがフィンテック

数年前まで目にしたこともなかった単語「フィンテック」。それもそのはず。実は、フィンテックという言葉自体、ここ数年で作られた造語なのです。

フィンテックとは?

フィンテックとは、Finance(ファイナンス)Technology(テクノロジー)を足して2で割った言葉です。

意味は全く違いますが、例えるならBioTechnologyをくっつけた言葉がBiotechnologyのように、FinanceTechnologyを足したら、このような言葉になった。という感じでしょうか。しかし、これだけでは、意味が全く分かりませんね。

フィンテックとはずばり「新しいテクノロジー分野」のことです。フィンテックを、馴染みある言葉で言うと金融テクノロジーあるいは金融ITという言葉で変換されています。

金融機関によるITサービスというもの自体は、これまでにもその存在はありました。しかし、金融機関から発するITサービには、どうしても限界が。汎用的なサービスを展開することは出来ても、個々のニーズに応えたサービスを展開するには、あまりにも規制などの縛りが大きく、技術面での発展をすることが出来ずにいました。

しかし、2015年に金融商品取引法が改正。これにより、金融機関のフィンテックの参入が叶い、金融とITの融合が始まったのです。

フィンテックの具体的な例は?簡単決済から株取引まで。生活の中に根付くフィンテック

フィンテックの具体的な例をあげると、非常に多岐に渡ります。まずは、最も身近な例からあげてみましょう。

オンラインによる決済システム

このオンラインによる決済システムの開拓者はPayPalPayPalとは、登録したユーザーが、PayPalを通して、相手とお金のやりとりをするシステムのことです。

オンライン決済は、クレジットカードによる支払いや、ネットバンキングを使用した支払いと言った形で、既に存在はしていました。しかしこれらには、クレジットカード番号が相手にしられてしまうといったことや、買い物の度にカード情報や住所を登録する手間などのデメリットが。

PayPalでは、それらの問題を解消。一度PayPalに登録をしてしまえば、後はPayPalを経由して、相手にこちらの情報を必要以上に知られることなく決済が行われていくのです。

同じようなサービスを、日本の場合はLINELINE Payが取り扱っています。Line Payのシステムも、PayPalとほぼ同じ。しかし、PayPalが決済に特化したフィンテックであれば、LINE Payは、送金システムにも着目をおいています。

LINE Payにある「割り勘」システムは、合計金額と、LINE Payに登録されているユーザーを指定すると、自動的に金額を均等にして、相手へ請求をしてくれるのです。勿論、請求した金額は、その後にLINE Payを通して支払いがされます。

これにより、距離や時間、手持ちのお金の有無に関わらず、割り勘がスムーズにできるようになりました。

クラウドファンディング

クラウドファンディングもフィンテックの一つ。こちらはもしかしたら、あまり馴染みがないシステムかもしれません。

クラウドファンディングは、簡単に言えば「お金を借りたい人」と「お金を貸しても良い人」のマッチングシステムです。

クラウドファンディングでは、起業家やクリエイターがクラウドファンディングを通して、作りたい製品やサービスを紹介。それに協賛できるユーザーが、お金を出し合うことで、金融機関を頼らずとも、融資を受けられるのです。

一人一人の融資額が小さくても、人数が集まれば製品を作ったり、サービスを展開するには充分な資金になります。これは、どちらにも沢山のメリットが。

まず起業家側からのメリットを言えば、例えば融資が金融機関から受けられなかったとしても、このシステムにより融資が受けられるようになります。また開発段階で、将来的なユーザーからの細かい要望を聞き取ることもできるのです。クラウドファンディングに掲示することで、開発段階での製品の宣伝効果も期待できます。

一方で、支援者のメリットは、将来的に発展しそうな製品やサービスに対し、早くから小額ながらも出資ができることです。支援額によってはリターンを期待することもできます。

上に記した具体例以外でも、フィンテックは至るところで、我々の生活の中で利用されているのです。おサイフケータイも、フィンテックの先駆けと言われた技術の一つ。支払いに関することから、融資のこと、あるいは株や投資といったことまで、フィンテックはその技術を駆使して様々なサービスにより、我々の生活を便利にしています。フィンテックは、実は我々の生活に密着したものだったのです。

フィンテックと証券の関わり。投資ツールにもフィンテック

フィンテック その2

先に示した事例の通り、フィンテックにより、これまで金融機関という縛りのなかでしか提供できなかったサービスも、新しいハードやソフトを用いて、もっと個々のニーズに合わせた使い易いサービスを展開させてきています。。

投資ツールでのフィンテック

投資の世界も例外なく、フィンテックによる変化が着々と訪れています。

例えば、これまで専門科に頼らざるを得なかった資金運用。これを人工知能やアルゴリズムにより、自動で投資判断をさせ、素人でもプロ並の投資戦略ができるシステムなどが開発されつつあります。

株式会社ZUU

株式会社ZUUが提供する「ZUU Signals」では、登録したユーザーが保有する株や、注目株に関する情報をユーザーに提供するサービスです。しかし、これだけでは、ただの情報ツールでこれまでにもこのようなサービスは存在していました。

このZUU Signalsの大きな着目点は、これらの情報を独自のアルゴリズムを用いて、厳選し提供してくれることです。これにより、初心者でも株価情報に惑わされることなく、効率よく資産運用ができるようになります。

THEO (株式会社お金のデザイン)

株式会社お金のデザインが提供するTHEO。上場投資信託(ETF)をロボアドバイザーやアルゴリズムを用いたシステムにより、初心者でもプロ並の資産運用ができるシステムです。

ユーザーは、9つの質問に回答するだけ。この質問に基づき自分のライフサイクルに合った投資信託がTHEOから提案されます。最小投資額は10万円から。10万円で世界中の株や債券へリスクを分散させながら投資ができるのです。

金融サービスをもっと広く一般的に

これらの事例は、フィンテックが投資の世界にもたらした劇的な変化の一例にしか過ぎません。これからもっと、フィンテックにより投資世界から新しいサービスが提供されることでしょう。

全くの知識がない人が、簡単に投資の世界に足を入れられることは、良いことと捕らえるか、またはその逆と捕らえるかは個人の感覚によるところです。しかし、資産を銀行に預けるだけという時代は終了を迎えていることは間違いありません。

このタイミングで、この記事を読んだということは、ある意味チャンスが訪れているのかもしれませんね。

証券取引も金利がつくの?低いところも教えます

証券取引にも金利がつくの?その1

皆さんは、株式の「信用取引」というものをご存知でしょうか?証券取引での「金利」について触れる前に、この信用取引というものについて知識が必要です。株式では、この信用取引を行うと金利が発生します。

しかし意外と見落としがちな金利。何も知らずに、金利の高い証券会社と取引を行っていたら、結構な額を金利だけに支払っていたということもあり得るかもしれません。

証券取引につく金利。信用取引とは?

株取引を行っていると出てくる用語「信用取引」。字面から、証券会社と投資家間の信用のもと、株取引を行うことは想像がつきますね。しかし、証券会社は無条件に投資家を信じてくれるのでしょうか?信用取引の内容について一度、確認をしてみましょう。

信用取引って何?

先ほど簡単に書きましたが、信用取引とは、証券会社が投資家に貸し出す株、あるいは資金を元手に、投資家が、自分が持っている資金以上の株取引を行うことです。資金以上の株取引を行えると聞くと、「少ない資金でも株取引できるじゃん!」と嬉しく思うかも知れませんが、良く知っておかなければならないことがいくつかあります。

信用取引の基本的事項

まず、信用取引を行うには、投資家は証券会社へ資金や株式を担保に預けることが必要です。

担保の額は最低でも30万円分。担保にできるものは、現金、有価証券、またはその両方。借りられる資金あるいは株は、証券会社にもよりますが、自己資金のおよそ3倍の額です。

次に、信用取引には、以下の2種類があります。

一般信用取引

一般信用取引とは、証券会社と投資家の2者間で、資金あるいは株の貸し借りが行われること。そのため、一般信用取引の対象銘柄は各証券会社が選定した銘柄になります。

株あるいは資金の返済期限は無期限。逆日歩(証券会社に支払う金利に、追加で支払わなければならない別の金利)は発生しません。

一般信用取引のしくみ

(画像参照:やさしい株のはじめ方

制度信用取引

対して、制度信用取引は、一般よりもちょっと複雑です。

まず、証券会社が証券金融会社から資金や株を調達し、それを証券会社から投資家へ貸し出す。一般信用取引が、投資家と証券会社の2者間であったことに対し、制度信用は証券会社を中心にした、金融会社と投資家との3者間で資金と株の貸借が行われることです。

制度信用取引の対象銘柄は、各取引所が選定した、制度信用銘柄のみ。株あるいは資金の返済期限も6ヶ月と定められており、加えて逆日歩も発生する点が、一般信用との大きな違いです。

制度信用取引のしくみ

(画像参照:やさしい株のはじめかた

逆日歩とは?

逆日歩って何?逆字部は何故発生するの?と、思われる方がいるかもしれないので、ここで逆日歩について、簡単に説明をします。

逆日歩は、簡単に言えば追加の金利のこと。これは、一般信用取引が2者間だったことに対し、制度信用取引が3者間で行われることに注目して下さい。

証券会社は、投資家に貸し出す資金と株が不足すると、証券金融会社から資金と株を借りるわけですが、お金はともかく、株については証券金融会社も貸し出せる限度数があります。それがもし、不足した場合、証券金融会社は、更に別の機関から株を貸借して証券会社へ貸し出すのです。

この証券金融会社と別の機関で発生する金利が逆日歩となります。「投資家さん、貴方に借す株を借りるのに金利が発生したので、貴方、この分の金利もちゃんと背負い込んでね?」というのが逆日歩です。

低金利で信用取引。上手につかって資産を増やそう

証券取引にも金利がつくの?その2

さてここまでで、信用取引で金利が発生することを説明してきました。では、金利が低い証券会社はどこなのでしょう?

どこ使う?金利が低い証券会社3選

証券会社によっては、制度信用のみ取り扱い、一般信用は取り扱っていないところも。一般信用は、制度信用と比べ、金利はやや高めに設定されている傾向があります。ネット上ではありますが、10数社みつけた証券会社の金利の平均値は次の通りです。

一般信用:3.33%

制度信用

信用買い:2.57%

信用売り:1.20%

1.むさし証券トレジャーネット

201639日から信用金利が更に低くなりました。

一般信用金利は2.35%

制度信用取引 信用買いは1.35% 信用売りは1.15%

どちらの金利も低水準で設定されています。

取り扱い手数料も、300万超600万以下は880円、50万円超300万円以下は440円と、こちらも業界内では安く設定されているので、取引を頻繁に行いたい方には、お勧めの証券会社です。

2.GMOクリック証券

一般信用の金利は3.50%

制度信用 信用買いの金利は2.10% 信用売り 0.00%

大口信用プランに加入すると、制度信用の金利が更に下がり、1.9%に。

こちらの証券会社は、株取引以外の先物・オプションやFXにも挑戦したい人にお勧めです。株取引含め、これら以外の商品にかかる手数料が、業界内では安い水準で設定。

ツール面に関しても、充実した機能を搭載したトレードツールが全て無料で使える点は、とても魅力的。これらのツールを駆使すると、リアルタイムの情報を集めることができるようになります。

3.ライブスター証券

一般信用は取り扱いがありません。

制度信用 信用買いの金利は2.30% 信用売りは0.00

一般信用の取り扱いがないのが他の証券会社と比較してデメリットに感じますが、その分、手数料の設定が魅力的。現物株、信用取引の手数料は、業界内で最安値。信用取引の手数料に関して言えば、約定金額が10万から300万円まで、一定して手数料が80円なのも嬉しい設定です。

またこちらの証券会社で使える取引ツールは、スマホやタブレットにも対応していますが、投資家から定評があるあたりも、信頼して使える証券会社と言えます。

まとめ

どの証券会社と契約をするかは、一人一人の好みや利便性の問題です。多少金利や手数料が高くとも、FXや先物といった他の商品との兼ね合いを考えて、それらの証券会社を選ぶ方もいます。

自分がどの証券会社を使うか、情報サイト等で大まかな目星をつけたら、実際に証券会社のホームページを訪れ、よく検証してみましょう。納得いく証券会社で取引が始められることを願ってます。